カテゴリー : コラム
KKG 春日井個別指導学院の三密対策
2020年7月3日 カテゴリー:塾の様子
今日でテストが終わるところも多いのではないでしょうか。
今回はいつもの定期テストよりは規模が小さめのテストで、生徒のみんなも解きやすかったそうです。塾に来るやいなや多くの生徒が
「先生!今回のテスト完璧です!」
「英語のテスト満点だった!」
と満面の笑みで嬉しい報告をしてきてくれます。
今日は当校の三密対策に関して。東京では一日の感染者が100人を超えるなど予断を許しませんよね。愛知県も第二波が来るかどうか本当に怖いところです。
そこで今日はコロナウイルスに関して当校の様子をお伝えします。休校の時に大きくレイアウトも変更しました。
関田校
まずアルコール除菌。手につけるジェル状のもの
空間に浮遊する除菌用の「クレベリン」
1Fに個別パーテーション式の自習スペースも設置。
授業中は常に換気に注意
六軒屋校
関田校と同じく除菌対策ようのものは設置。
そしてレイアウトはこんな感じで人と人が対面にならないような感じにしています。
その他に関しても急ピッチで対策を進めているところです。随時公開していこうと思います。
まだまだコロナウイルスの感染は安心できないので気を付けていきましょうね!
休校中 2か月 みんなはどう過ごした?
2020年6月30日 カテゴリー:コラム
今日は休校中の過ごし方について私が感じた事をお話したいと思います。まず、全体的な感想としては
みんな外へ遊びに行かずに、家でじっとしていた子が多かった
という印象ですね。ただ勉強になってくると話は変わってきますね。
中学生
みなさんの思うところと同じかもしれませんが、この休校中は
全く勉強しない子と、すごく勉強を頑張っている子
両極端に分かれました。
休校中勉強できなかった子
全体の50%~60%くらいの印象です。
まず、勉強しない子という定義は、学校の課題はやるけどそれ以外はほぼ勉強していない、という意味です。
休校中頑張った子
逆に勉強を頑張った子はこの休校中を
めちゃくちゃ勉強できる最高のタイミング!勉強がんばろ!
と捉える子が多かったです。
だいたい一日4~5時間くらい勉強した子が多いん印象です。
ただ頑張った子の多くが口を揃えて言った事は
学校がなかったからなかなか受験生しての意識がわきにくい
周りがどのくらい勉強しているかわからないから、基準がわからない
という声が多かったです。そのため本当に覚悟を持って勉強を頑張った子は全体の5%くらいじゃないかなという印象です。
高校生
高校3年生は中学生より深刻ですね。。一番の理由は
超進学校の生徒は、すでに高校3年間の内容を学習して終えています。そのため彼ら・彼女らも
学校なくて自分の勉強に集中できる!
休校で夏休みが短くなるって事は、この休校中の今が受験生にとって一番大切な夏休みと同じだ!やるしかない!
と思い一日10時間以上勉強している子も数多く。
逆にそれ以外の子は、なかなか勉強にスイッチが入らず。。そして一番困った事は
高校3年間の学習内容がまだまだ終わってないので勉強しようにもできない部分が多いんですね。
それに加え
学校から課題が出るのですが、それが習っていない範囲がほとんどなんですね。
時分で教科書を見て進めてくださいと言った感じです。
これはわからないですよね。。
といった事で実はものすごく差がついてしまっています。
ただ終わった事は仕方ないです!学校が始まったとはいえ、中学生も高校生もまだ受験本気モードに入っている子はそれほど多くはない印象です。ただ、時間がたてばみんなが本気になってきます。
という事は今すぐ、この瞬間からがんばらないと差がつかないですね。
受験生の皆さん、今すぐ本気の受験勉強を開始しよう!
私立中学校と公立中学校の違い 英語編
2020年6月26日 カテゴリー:塾の様子
当校には私立中学校と公立中学校の子両方います。ふと最近、私立と公立の違いに気づいた事があったんですね。
もちろん私立高校の方は勉強の進度は早いですよね。それとは別に感じた事があるんですね。
英語の発音
私立中学の場合
私立中学に通っている子は総じて英語の発音がいいんですね。英語が苦手で、、、と言っている子でさえも、発音がものすごくきれいでびっくりするんですね!
全然英語苦手じゃないじゃん!
と。学校できちんと発音の練習をするみたいです。とはいえ発音が良いことと、学校のテストで点数を取る事は別物ですが。
また幼少の頃に英会話に通っていた子も多いのも事実です。ただ長い間というよりは幼少の頃、1,2年だけやってたという子が多いので、おそらく学校で指導を受けているのかなと思いました。
公立中学の場合
公立の子は発音が良い子と苦手な子とまっぷたつに分かれますね。
小さい頃から英語を習っていた発音が良い子もいますし、英語が苦手で単語の読み方がなかなかおぼつかない子もいます。
基本公立中学校では、細かく発音の練習をしないんですね。残念な事に発音の練習もあまりしないから、リスニングもできないわけですね。
では学校で足りない事を塾がどんなことを提供するかです。
公立中学校の子には
学校の点数を取りつつ、発音もきれいにして、スピーキングも出来るようにしたい。
と思っています。
当校で外国人の個別指導「よくばりENGLISH」を受講している子は
中学校で初めて英語を学習する子(小学校の間一切英語を学習していない)でも、今回の英検で準2級を受験する子が多いです。(この時期に英検3級を受かるのもすごい事です。)
私立高校の子は
学校上のプログラムを気にせず、どんどん英語力を伸ばして上げたい!
です。私立の子は中学校2年生ですでに中学2年分の内容を終え、高校1年生で大学受験における文法事項はほぼ学習し終わっているんですね。
それであれば、読解、リスニング、スピーキングとどんどん伸ばしてあげたいです。
実際当校でよくばりENGLISHを学習している私立の中学生の子の授業を見ていると
普通に外国人とスムーズに話していますからね。こっちが驚きます。
塾の懇談って何を話すの?
2020年6月23日 カテゴリー:塾の様子
先週から塾の懇談を始めています。今日は塾の懇談で話す内容をお伝ええしていきたいと思います。
生徒の情報交換
まずはお子さんの情報交換ですね。塾でのお子さんの様子を伝え、逆にご家庭での様子も教えてもらいます。お子さんが学校で見せる顔と、塾で見せる顔は違うんですね。
例えば今少し反抗期が入ったとか、家での勉強の様子、また生活リズム、スマホ依存はないかなどお話します。
勉強に関して
一番メインですね。どの科目が強くて、どの科目が苦手か。また苦手科目をどうやって伸ばしていくのかを勉強方法含め伝えています。
特に今だと中1生は中学校に入ってからの勉強の方法、中3生は受験の方法、高1生は高校での勉強の方法だと。
高校3年生は、一番懇談が長くなります。それは志望校に合格するためにいろんなアプローチがあるんですね。推薦試験だけで何種類もありますし、一般試験なんかは数えきれないくらいの受験方式があります。
ただ、懇談で勉強方法を伝えてもその場限りになってしまうので今塾では勉強方法をまとめて、いつでも見れるように公開していこうと考え中です。
進路に関して
進路相談も重要ですよね。特に受験生は保護者の方とお子さんと3者でどのように志望校合格していくのかの道のりを共有します。
またここでお子さんの進路に対する本当の気持ちも話し合います。そうすると保護者の方は
「そんな事初めて聞いたんだけど!?そんな事考えてたんだ!」
とお子さんの意外な一面を初めて知る事もしばしば。
私個人としては、懇談で進路の話をするときに、子どもたちの視野が広がるきっかけになればいいなと思っています。例えば、本人の希望に合った、だけど今まで知らなかった高校の紹介。また将来なりたいものがあったとして、それになるための様々な道のりなどなど。最近結構増えてきたのが、男の子、女の子問わず
「将来社長になりたいです!」
という人結構増えてきました。いい事ですね!また
「将来海外へ行きたい!」
という子も多いです。普段から塾に外国の先生がいるので、その影響も受けているのかなと。
教育情報の提供
最近で言うとコロナウイルスに関して愛知県の高校受験がどうなるのか気になるところですよね。また、高校生は、センター試験から共通テストに向けてどう変わるのか、英検は受けた方が良いのかなど、最新の情報を伝えていきたいと考えています。
夏期講習などの提案
季節前だと、学力UPのために夏休みにどれくらい勉強をしたら良いかも話あいます。ちなみに、夏期講習などみなさん気になるところだと思いますが、塾としてはお子さんの学力UPのための提案はさせていただきます。ただ無理のないもので、最終的にはご家庭で検討していただくと言うスタイルです。
長々と書きましたが、とはいえ保護者の方とお子さんの様子を聞いたり、受験に向けて一緒になって考えるのは楽しくもあり、一瞬で時間が過ぎてしまいます。
懇談と言っても生徒、保護者の方の時間を頂戴しているのでより何か有益な時間となるよう日々模索しています。
明日は父の日。最近はお父さんが懇談来る事も多いですね
2020年6月20日 カテゴリー:塾の様子
明日は父の日ですね。
塾では時折お父さんの話が出たりします。昔は特に年頃の女の子だと、
お父さん嫌い!
っていう子が多かったかもしれませんが、最近は
お父さん、好き!
って子多いんです。例えば、時折耳にするのが
「うちのお父さん、かっこいいってよく言われる」
や
「うちのお父さんめちゃくちゃ頭いい」
などなど、今の子はお父さんとも仲いいんだなぁと感じます。
話は変わり今当校では懇談シーズンです。最近はですね
お父さんの懇談参加率が高くなってきました!
全体の約3割弱くらいがお父さんが参加している印象です。
私としてはせっかくの機会なので都合がつく場合は塾の懇談会に参加してみてはどうかと思います。
お子さんがどんな塾に行っていて、どんな先生に教えてもらっていて、その塾がどんな考えなのか知りたくないですか?
塾としても、お母さん、お父さん両方の思いを知る事が出来て、ご家庭と塾で一緒に同じ方向に向かって子どもたちをサポート出来たらうれしい限りです。
お父さん方、一度塾の懇談会に参加してみてはどうでしょうか。
次回のテスト範囲は例年通りの範囲になりそうだ( ;∀;)
2020年6月12日 カテゴリー:コラム
各学校テストの日程が発表されましたね。2パターンの学校に分かれますね。
ひとつは、6月末と7月下旬の2回テストをする学校。どちらも通知表に加味はされるものの、6月は普段の定期テストよりは小さめのテストで2回目のテストは通常通りのテストといった形です。
春日井市内で言うと柏原中学校が一足先に第一回テストが行われます。そこでテスト範囲を見ていると科目によっては
例年の中間テストとほとんど一緒!!
じゃないですか。びっくりしました。
という事はですよ、、、
6月にテストがなくて、7月にある期末テストしか行われない、
松原中学校、南城中学校のテスト範囲はとんでもなく広くなる可能性が!
7月頭から勉強を始めていては間に合いそうにありませんね。。
テストが1回の学校も2回の学校も、今すぐ勉強を始めましょう。この1学期は大変ですよ!
大学の方と2021年度入試に関して話しました。
2020年6月5日 カテゴリー:コラム
今日は私立大学の方と入試に関して話しました。今年の受験に関してお伺いしました。
推薦入試
推薦入試は当初より1か月遅れて行う予定。例年通り、学校の通知表は3年生の1学期までで評価する
一般入試
今のところ例年通りの予定。ただ、共通テスト利用方式(旧センター利用)に関しては、共通テストの日時が決まり次第。
との事でした。ただコロナウイルスの影響によっては変更する事もあります、と。
結論から言うと
ほぼ例年通り
ですよね。。となると推薦を狙っている子に関しては次のテストで受験の合否が決まってしまいますよね。。
猶一般入試に関しては、偏差値50前後の学校の子は苦労すると思います。なぜなら偏差値50前後の学校は、科目によっては例年その科目を勉強し終えるのが、センター試験ぎりぎりになるんですね。
例年でさえ、ぎりぎりの進路であれば、今年は受験に間に合うかどうかとい事も懸念されます。
受験生の皆さん、今日から、今すぐ勉強しましょう。戦いはすでに始まっています!
2020年度から始まる、科目としての「小学校英語」について 最終章
2020年6月2日 カテゴリー:コラム
今回で小学生英語に関しては最終章です。では見ていきましょう。
小学生の間にすべきこと
「4技能・5領域」について、まんべんなく、小学校で与えられた教材を元に「磨き上げる」必要があります。教材に出てくる英文、英単語・熟語を、学校からの指示がなくても、書いて、覚え込んでいって下さい。
もし、小学校の2年間で、英語を書くことや正しく覚え込むことを怠ると、中学生になった時、中1の最初の授業が、いきなり、従来の「中2内容」から始まり、この先3年間、「ペーパーテスト」である定期テストで従来の中学生以上に苦労することになってしまいます。
いかがでしょうか。ここまでで、「小学校英語」、また、小学生での1、2年間がいかに
大切か、ご理解いただけたでしょうか。では、最後に、その先の「中学校英語」についても考えてみましょう。
2021年度の「中学校英語」に関する懸念事項
2020年度より始まる「小学校英語」に伴い、今の小6の皆さんが中学1年生となる2021年度からは、新指導要領による「中学校英語」が実施されることとなります。それによれば、中学3年間で、これまでの高校1年生内容程度の英語が要求されることとなるのです。
文法項目
これまで高校で扱ってきた「原型不定詞」や「仮定法」の基本形などが新たに「中学校英語」に加わる。
英単語数
これまで中学3年間で学ぶ英単語数は、1,200語だったものが、今後は、1,800語にまで増える。
⇒ 中学校で実施される定期テストの難度が上がる。
⇒ ひいては、「中学校英語」を元にした、「高校入試英語問題」も難しくなる。
「小学校英語」の教材を使って「4技能・5領域」を磨き、特に「書く英語」「読む英語」についてトレーニングを積んできた児童と積んできていない児童の間の差は、従来の差以上に開くと思われます。そのため、万が一、「小学校英語」が定着していないまま中学校に上がってしまうと、「中学校英語」で取り戻すことが従来以上に困難となると思われます。
以上、「小学校英語」の影響を受け、その先の「中学校英語」についても触れました。
中学3年間での学習内容の難度が上がり、範囲が広くなることから、当然、「高校入試英語」の難度も上がることは十分に想像できます。(加えて、高校進学後では、高校の授業で要求される英語力のレベルも上がることでしょう。)
ここまで長々と述べさせて頂いたことをまとめますと、以下の通りとなります。
まとめ
「小学校英語」の内容を元に、「4技能・5領域」をまんべんなく磨くこと、加えて、日々、「小学校英語」の教材を元に、「英語を書くこと」、「英語を読むこと」、さらに可能なら、「英語を聴くこと」を日課として習慣づけて、「小学校英語」を「身に着ける」、「体に定着させる」こと、さらには、そうした「学習習慣を身に着けること」がこの先の英語学習において絶対に必要となる、ということです。
将来ある小学校5年生、6年生の皆さん、是非、この貴重な1、2年間を大切にして頂きたく思います。私たちKKGは、頑張る皆さんが、「では、どのように頑張ればいいの?」という思いに応えていきます。さあ、一緒に取り組んでいきましょう。
2020年度から始まる、科目としての「小学校英語」について part3
2020年6月1日 カテゴリー:コラム,英語
みなさんこんにちは、六軒屋校責任者の伊藤です。今日は小学校英語における年間スケジュールと、私が感じるメリットとデメリットをお話したいと思います。
年間スケジュール
「小学校英語」の授業回数は、年間70回です。これは、1週間に2回、英語の授業が行われるペースです。(1年間、52週ありますが、そのうち、夏休み、冬休み、春休み、また、ゴールデン・ウィーク等の祝・祭日、加えて、野外学習や修学旅行、その他運動会や学習発表会のための練習時間などで、学習に充てられる週数は実質、40週を切ると思われます。)
ということは、
従来、中学校では週4回ほど、英語の授業がなされてきている。その回数の半分で、小5、小6の2年間に従来の「中1内容+α」を学習することが想定されます。
かなり、ハードスケジュールだと思うのです。次から次へと「体験型授業」で進められてしまう気がしてきませんか。理念は素晴らしく、内容も厳選されて優れたもののようには思われますが、クラスの児童皆さんの英語の基礎を、一律に培うことが可能なのでしょうか。
では、次に、「小学校英語」において想定される「メリット・デメリット」について考えてみたいと思います。
2020年度からの「小学校英語」のメリット・デメリット
メリット
狙い通りに効果が見込めるならば、
1.「実用可能な英語」の基礎がアウトプット(「やり取り」「発表」)中心で身につく
2.「英語嫌い」になることなく、意欲的に挑戦できるならば、努力次第で小学生の間に、「英検4級」まで挑戦可能
いかがでしょうか。上記2点が、小学校卒業時に大多数の小学生に当てはまるとしたら、本当に素晴らしいことだと思います。ただ、もし、思惑通りに事が進まなかったとしたら、
どうでしょうか。次に、デメリットについて述べてみます。
デメリット
- 控えめな児童の場合は“すでに英会話を習っているクラスメート”に「やり取り」や「発表」での発言の機会を譲ってしまいかねない。それにより、児童の間の「英語力」の差をさらに広げかねない。
- 特に、英語を「書く」学習や、必要な英単語・熟語、基本例文を「覚え込む」トレーニングを怠ると、中学入学時、“中学英語の壁”で苦しむことに。
(従来の中学1年生はアルファベットを初めて習うところから始まりましたが、2021年度に中1になる現在の小6児童は従来の「中2内容」から「中学英語」をスタートすることとなる。そのため、「小学校英語」の時に「英語を書く」「英単語や基本英文を覚え込む」という学習を習慣化していないと、従来よりも難度の高い定期テストの準備で大変苦労することとなる。
さらに、従来の「中学校・定期テスト」では、「英語長文」もありますから、「英文を読むトレーニング」も必要です。ただ、それ以前に小学生の頃から「英単語や英語基本例文を手で書いて覚え込む」ことが身についていなければ、英語長文読解はなおさら難しい、と
いうこととなりますね。
今年度、小5、小6となる皆さん、いかがですか。小学校の間の期間がとても大切である、と実感がわいてきたでしょうか。次回は、小学生の間に是非して頂きたいことをお伝えしたいと思います。
2020年度から始まる、科目としての「小学校英語」について part2
2020年5月30日 カテゴリー:コラム
今日は小学校英語の第二回です。授業の進め方に関してお伝えしますね。
授業の進め方
「4技能・5領域」を磨く
・「4技能」とは、「聞く・話す・読む・書く」の4つ。
・「5領域」とは、「4技能」に照らして「聞くこと・読むこと・書くこと」の
3つの「領域」の他、残りの技能、「話す」を2領域に分けた、「やり取り(会話)」
と「発表」を合わせた5つ。
昨今の大学受験における英語でも、「4技能」を評価することは話題に上がっていました。
この「4技能・5領域」を、小学生のうちから、基礎を培おう、ということですね。
ただ、大学入試に直結していく「4技能・5領域」ですが、小学生のうちから大学入試を意識し、「知識偏重の、詰め込み形式」となっては小学生の頃から「英語嫌い」が続出してしまいそうですね。では、そうしないための授業は、どうなるか、想像してみましょう。
「やり取り」や「発表」重視する
従来のような「机上での、知識の詰め込み」を避け、「実際に使用すること」に焦点を当てて行われると思われます。
・想定される授業風景
文法用語を用いず、単語や英語構文・基本例文は無理に覚え込ませず、会話、つまり「やり取り」と、「発表」を重視した体験重視の授業になる、と思われます。
その「やり取り」や「発表」ですが、事前に用意のある英文や単語カードを参照しつつ行われるのでは、と思われます。つまり、言いたいことを、目の前にある例文を元に、言いたいことを単語カードにある英単語をあてはめて答える、という形式を認めるのではと思われます。
⇒ 事前準備、資料参照を認めることで、「学習発表会」の要領で授業が可能。
⇒ これにより、「英語を使う」経験が授業時間で得られる。
また、「無理な覚え込み」を要求しないため、「英語嫌い」を作らず、
「英語を使えるようにする」ことにつながる。
あくまでも、想定ではありますが、一斉授業でいきなり「やり取り」を自然な英会話の形式で行うことには無理があります。考えられる一つの方法として例示してみました。
次回は小学校英語の年間スケジュールと、小学校英語のメリット、デメリットについてお話したいと思います。